コーティング後の手入れ方法
ガラスコーティングは、コーティング後の車の手入れが重要です。なぜならそのまま放置しておくと、イオンデポジットと呼ばれる白い輪のような跡が付着してしまうからです。この汚れは専用の除去剤で溶かすことになりますが、その際ガラスコーティングの被膜も落ちてしまうため、もう一度コーティングし直さなければなりません。また、手入れの方法にも注意が必要です。
まず車に水をかけて、大きなホコリや砂を洗い流します。次に泡立てたシャンプーにマイクロファイバークロスを浸して、車に塗布していきます。最後に水でシャンプーを洗い流し、しっかりと拭き上げます。注意点としては、曇りの日に行うことです。晴れの日に行うと、水滴を拭き取る前にイオンデポジットが発生してしまうので意味がありません。
ガソリンスタンドで洗車してもらう場合は、ガラスコーティングよりも効果が劣るため、撥水洗車やワックス洗車などは避けるべきです。そして回数は、使用状況にもよりますが月に一回が最適であるといえます。
ガラスコーティング施工後の注意点
車にガラスコーティングを施した後には、やってはならないことなどがあるため、事前にそれを把握しておくことが大切です。ガラスコーティングを施工した後の注意点は、洗車を必ずしなくてはならないという点です。コーティングをしたから雨で汚れが落ちるし、洗車はしなくても大丈夫だと勘違いする人もいますが、洗車をしなくて良いコーティングはありません。
大気中には目に見えないような油分や汚れなどの物質が浮遊していて、必ずどのようなものでも汚れることでしょう。このようなものが付着し蓄積されているのにも関わらず洗車をしなければ、コーティングどころか塗装も駄目になってしまいます。せっかくのコーティングが台無しにならないように、1から2週間を目安に洗車を必ず行うようにしましょう。そして洗う時にはカーシャンプーを必ず使うことが大切です。
カーシャンプーを使うことでボディに入る洗車の傷を大幅に軽減することにつながります。カーシャンプーの泡があれば細かい砂の汚れなどをそのまま引きずるリスクなども減らすことができるでしょう。